TOP > 恋愛沼ってる 仕事もう無理 人間関係の悩み 人生どうにかしたい > 占いの3禁って何!?|まったりフォーチュン<コラム>
前回のコラムで、占いの種類によって占えるものと占えないものがある、ということを学びましたね!
▼前回のコラムはこちら
えりち
だがしかし!
占いには、占ってはいけない3禁という掟があるのはご存知でしょうか?
案外知られていませんが、3禁と呼ばれるものは占ってはいけない(依頼してはいけない)と言われています。
えりち
言ってみれば占いの「タブー」です。
それが一体なんなのか?
今日も楽しく占いについて学んでいきましょう!
このページの目次
3禁の中でも特に、人間の生死に関わることは占ってはいけないとされています。
えりち
なぜなら、人間の寿命や生まれてくる日に関することは、神や仏など、大いなる存在の領域だからです。
もちろん生死に関することを占うことが出来る占いもありますが、基本的に、占ってわかってしまっても、占い師はそれを依頼人に伝えてはいけません。
たまにこういった依頼をしてくる方がいますが、本来ならば生死の時期は占ってはいけないことなので、占い師側もお断るすることがほとんどです。
仮に「◯ヶ月後に赤ちゃんを授かります」「◯週間後にはお父様はきっと良くなりますよ!」と言われて、それが違っていたらどうでしょう?
時期ではなく、上記のような「気持ち」に関する程度の依頼だったら占いによってはまだお答えできるかもしれませんが、
占いは人の人生を大きく変えてしまうこともありますので、生死の時期を占うということはトラブルのもとにもなりかねないのです。
えりち
妊娠する日を占います♪という占い師をネット上で見かけたことがありますが、信憑性があるとは言えません。(ましてや霊視でそれを占う、というのはもってのほかです)
購入するのはちょっと待った!です。
占い師は神ではありません。
人間の生き死には、占い師であっても踏み込んではいけない領域なのです。
3禁の2つ目は「盗」。
誰が盗んだのか、など、犯罪に関する犯人探しを占いでしてはいけません。
えりち
ただ、物がなくなった場合、失せ物(うせもの)占いとして易やタロット、六壬神課で「見つかるか否か」「どの方角・場所を探したら良いか」ぐらいなら依頼することはできます。これぐらいならまだセーフです。
しかし基本的に、誰が盗んだのかなど、 犯人探しに関することは警察や司法の領域ですので、占いで依頼&占ってはいけません。
えりち
冷静に考えましょう。
「犯人はこんな人です」と占ってそれが違った場合、名誉毀損(刑法230条第1項)になっちゃいます。
占い師も人間ですので、公序良俗に反することをすれば当然、法的な処罰の対象になります。
ちなみに日本は法治国家であり、法的な手続きを踏まない「私的制裁は禁止」されていますので、占いによって犯人を占ってもらい、何らかの制裁を加える…ということは許されていません。
ですので、占いで犯人探しは決してしないようにしましょう。
えりち
もちはもち屋!
犯罪に関することは警察へ!
3つ目は「姦」、浮気や不倫についての占いです。
えりち
とは言え、現代はこの「姦」の部分がグレーになっているのが現実。
「誰と浮気しているか」という犯人を特定するような占い方は、万が一事実である・ないにしても、悩みが増えたりトラブルのもとになるので占ってはいけないとされていますが、
なんていう相談をする人は、えりちのお客様にもいらっしゃいます。
えりち
私の体感としても、不倫や横恋慕状態の人からの依頼は本当に多いです。
不倫や浮気という形であっても「恋愛」である、というように見なして占う占い師も多く存在しますので、3禁の「姦」については現代ではグレー状態になっています。
えりち
もし不倫や浮気で悩んでいる場合は、「気持ち」や「自分と相手の今後の展開」、「障害となっているものや対策」「どう向き合ったらいいか」など、ご自身と配偶者・恋人との関係を改善するための依頼をしてください。
間違っても「誰と浮気してるのか」「別れてくれるか」などと占いで占わないようにしてください。
3禁以外にも、占うに好ましくない内容は複数あります。
受かるために気をつけることを占うのはOKですが、合格するか否かについて占うのはまったくもって無意味なことです。
合否を目的に占うと努力をしなくなってしまいますし、試験については占わず人事を尽くして天命を待つ、という姿勢が大切です。
えりち
本人の努力が一番大切!
大昔、頼んでないのにえりちの試験の合否を「受かるから大丈夫!」と伝えてきた霊視鑑定の占い師さんがいましたが、ふつ〜〜に不合格でしたよ(笑)←いきなり言われた上に不合格だったんだから2倍ショックだよ
合否を占える占いももちろんありますが、勉学は自分で努力しましょう。
これもあまり良くないです。
ギャンブルや投資について占って、当たると言われて投資をして、大損したらどうでしょうか?
選挙に受かると言われて、多額の準備資金を用意したのにも関わらず不当選だった場合、どうでしょうか?
自分の1年間の金運を占ってもらうのはともかく、どの銘柄がを変えば損をしないか、どれに投資・賭けをしたらいいかなど、お金に絡んだ占いはしてはいけないとされています。
えりち
投資の勉強は自分でしましょう。
「これに投資するといいですよ」と投資を勧めてくる占い師がいたら絶対に気をつけましょうね〜!
こちらも3禁の生死に関することに関わってきますが、病気に関することについては占えません。
えりち
病気や体調不良の時は、占いではなく病院や医療機関にきちんと行ってくださいね。
病気に関してのプロは医師です。
占い師ではありません。
間違っても、根拠のない治療法をうたうものに飛びつかないようにしてくださいね。
えりち
これもごく稀にいらっしゃいますが、芸能人と付き合っている体や、付き合うためにどうすればいいかで依頼される方がいます。非現実的なことや嘘の内容を伝えてこられても、占うことはできません。
道場破り的に、嘘の内容を伝えて占い師を試すような鑑定もやめましょう。
以上が占いでは占っていけない3禁(+α)です。
えりち
3禁の内容は、たとえ占ったとしても誰も幸せにならないものばかりですね。
不安なことが気になってしまう気持ちはよく分かりますが、占いは万能薬ではなく、処方薬のようなもので、症状(悩み)に合った正しい使い方が大切です。
ルールと、用法用量を守って楽しく占いをつかってくださいね!