私が妊活、不妊治療をしている本当の理由<コラム>

記事更新日: 2021/07/07

ライター: きい

きい

記事をご覧いただきありがとうございます。

ライターのきいです。

 

私は現在約2年間、妊活・不妊治療をしています。

まだ1度も赤ちゃんと出会えたことがありません。

 

きい

これまでの私はてっきり、避妊しなければ出来るものだと思っていました^^:

 

現在は5.5組に1組が不妊で悩むと言われています。

健康な若い夫婦でも、1回で妊娠できる確率は約30%

決して高い数字ではありません。

 

きい

SNSやブログなどを見ていると不妊で悩んでいる人がこんなにいるんだなと思いましたし、赤ちゃんが訪れる確率の現実を知ると妊娠出産って「奇跡の連続」なんだなって感じるようになりました!

 

そんな奇跡の連続を体感すべく妊活、不妊治療にチャレンジしているのですが、私が妊活、不妊治療をしている本当の理由を少しだけお話しできればと思います。

ライタープロフィール
きい
約5年間の婚活を経てようやく結婚。
今度は不妊に悩まされ、現在も不妊治療の日々。
会社員兼ライターの仕事をしながらのクリニック通いは結構きつく、体調管理をしながらバタバタな毎日を送っている。
▷詳しいプロフィールはこちらから

 

結婚相談所で出会った人と結婚、そこから妊活の日々が始まる

きい

約5年の婚活期間を経て結婚をし、そこからすぐに妊活を始めました。

 

主にやった妊活は

・漢方を飲む

・腹巻きをする

・モコモコ靴下をはく

・飲み物は常温or温め

・体を温める食材を積極的に摂る

などなど。

 

どれも毎日やっていましたが、1年経っても赤ちゃんと出会えませんでした。

 

きい

1年以上避妊していないにも関わらず、子供を授からないと「不妊症」だと言われているそうです。

 

1年以上経った頃から私はまず検査をすることに。

一通り検査をして、私にも相手にも原因が少しずつあることが分かりました。

 

きい

結果を聞いてしばらくはショックで落ち込みましたね。

「あっ。私って子供を授かりにくい体なんだ」

って突きつけられたような感じでしたね^^;

 

ここから私のクリニック通いの生活が始まります。

最初はタイミング法からスタート。

 

きい

タイミング法は妊娠の可能性が高いと思われる排卵日を医師に検査してもらい、その日に性交渉をもつ方法のこと。

 

タイミング法を取り入れながら妊活をするも、赤ちゃんには出会えず。

クリニックに通って半年した頃に今度は人工授精のステップアップを提案されます。

 

きい

人工授精は排卵する時期に合わせて、子宮の入り口から管を入れて選抜した精液を子宮内へ直接注入する方法です。 

 

人工授精をしても妊娠率は約10~20%と低め。

しかも人工授精は保険適用外なので、体力的や精神的だけでなく経済的にもしんどくなっていきます。

 

人工授精にステップアップするも授かることはなく、どんどん日が過ぎていきます。

 

妊活→不妊治療を経て、自分が子供を望んでいる理由が分からなくなる

なぜ自分はこんなにも子供を望んでいるのか

・子供が好きだから?

・結婚したら赤ちゃんを授かるのが当たり前だから?

・親孝行のため?

・仕事を休みたいから?

 

きい

妊活をして不妊治療を経験すると、なんでこんなに子供を望んでるのかがよく分からなくなる時期が出てきます^^;

 

急に落ち込んだり、ふいに涙が出てきたり、イライラしたり・・・。

情緒不安定な日々が続きます。

 

改めて気付いた、私が子供を望んでいる理由

そんなとき、あるドラマと出会います。

 

きい

隣の家族は青く見える」というドラマをご存知ですか?

 

集合住宅が舞台で、そこに住む様々な家庭の形、パートナーの形が描かれているヒューマンドラマなのですが、その家庭の1つに、不妊治療をしている家族の話がメインで登場します。

 

きい

夫婦で不妊治療に取り組む姿や、生理が来て落ち込んだり、夫婦の愛情を再確認したり、男性側の気持ちなどが描かれていて経験している私にとっては共感の嵐でした。

 

主人公の奥様演じる深田恭子さんは、子供が欲しい理由としてこのようなセリフを言っていました。

 

「私はママになりたかったのではなく、大ちゃん(旦那さん)をパパにしてあげたかったんだと気づきました」

 

きい

このセリフを聞いた瞬間、モヤモヤしていた心がパッと晴れたような気がしました。

子供が欲しい理由を色々探してみたけど、本当に欲しい理由は「旦那さんをパパにしてあげたかったから」なんだと。

 

私の旦那さんはこれまであまり結婚願望がなく、旦那さんの弟には3人の子供がいて、その子供たちと深く関わるようになってから婚活を始めたぐらい子供が大好きなのです。

 

きい

私はそんな姿を間近で見ていたから、旦那さんのためにも赤ちゃんと出会いたいと強く思いました。

 

今は大変だけど知れてよかったこと

妊活、不妊治療は体力的にも精神的にも経済的にも大変だけど、経験して良かったと思います。

 

きい

だって自然に妊娠していたら、子供を授かることの奇跡に気付くことも出来なかったし、子供を望んでいる理由にも気付くことが出来なかったんですから。

 

赤ちゃんが来る日までしっかり準備しておこうと思います。

パパとママはいつでもウェルカムだからね。待ってるよ。

 

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