いずみん
こんなところにワイン染みが!しかも赤ワインだなんて…染みになっちゃうよ~!
大事な洋服を着ている時に限って…お気に入りのテーブルクロスを敷いた時に限って…
緊張してうっかりワインをこぼしてしまったり、おしゃべりが盛り上がってワインボトルを引っ掛けちゃった経験のある方もいるのではないでしょうか?
こぼしたワインが赤ワインだと、洋服もテーブルも悲惨なことになっちゃいますよね。
あおば
ワインの染みは手順を間違えなければ自宅で落とせるみたい!
ホームクリーニングでは難しそうなワインの染み抜き方法について紹介します。
このページの目次
いずみん
ワインって洋服に付くと取れないんだよね…どうしてなの?
赤ワインには原料となるブドウに「アントシアニン」というポリフェノールが含まれています。
このアントシアニンは水溶性ですが、時間が経つと酸化して落ちにくくなる色素なのです。
アントシアニンはブドウの他にも、ブルーベリーやカシスといったなどのベリー系の果物や、ダークチェリーなど色の濃いフルーツにも含まれています。
あおば
いずみん
気がついたら洋服にワインの染みが…!どうしたらいい?
ワインをこぼしてしまった時に行う自宅での染み抜き方法を紹介します。
<ワインの染み抜き方法>
あおば
ワインがこぼれてしまったものが色柄物でなければ酸素系漂白剤が手軽で確実。
洋服などが浸かる大きさの洗面器やバケツなどを用意し、水と漂白剤を入れて10分程度浸け置きします。
色落ちが心配な場合は、洋服の代わりにタオルなど他の布を漂白水に浸し、軽く絞ってから洋服を染みと一緒にもみ込みます。
あおば
ワイン染みに重曹をふりかけてそこへ熱湯をかけることで、化学反応によって染みが落ちます。
漂白剤ほどの強力さはないので、重曹を使う方法は範囲が狭く、程度が軽い場合に有効です。
あらかじめ洋服の下には汚れてもいい布やタオルを敷いておきます。
次に、カップ1杯程度の消毒用オキシドールと、食器用洗剤小さじ2程度と混ぜたものをワイン染みの箇所へ塗ります。オキシドール液を塗った染み部分を、下に敷いた布へ叩き移します。
ただし、オキシドールは生地を傷める恐れがあるので、使用時は素材に注意しましょう。
あおば
いずみん
大変!ワインがこぼれた…!!
と思っても、ちょっと待って!
次のような行動は、染みが取れにくくなってしまうので気を付けましょう。
ニオイを嗅ぐとわかりますが、飲食店にある紙おしぼりは少しツンとした香りがしませんか?
紙おしぼりには塩素系漂白剤成分が含まれているので、このおしぼりで染みを拭いてしまうとかえって染みが落ちにくくなってしまいます。
「しまった!」と思っても、テーブルの上にある紙おしぼりを使うのはNG!
いずみん
自宅で染み抜きする方法はバッチリ!でも外出先でこぼしたら?
衣類の染み抜き専用修正ペンというものがあるのをご存じでしょうか。
ペン型で携帯できるため、ワイン以外にもコーヒーや醤油、ソースなどをこぼしてしまった時も活躍します。
「しまった!」と思った時、その場で染み抜きができるので、大事な洋服をうっかり食べこぼし染みから守ることができます。
応急処置にはなりますが、染み部分をぬるま湯ですすぎます。
汚れの範囲が広いときや目立ってしまう場合は、洋服の裏側にハンカチなどの別の布を当てて、その布に汚れを叩き移します。
いずみん
赤ワインならともかく、白ワインなら目立たないよね?
…そう思っている人は中にはいますよね。
でも白ワインをこぼした後、放置してしまうと黄ばんできてしまうんです。
かかった直後は気にならなくても、時間が経つにつれて黄色味がかった染みになってしまうため、早めに処置するようにしましょう。
染みはとにかく早く落とすことが重要。時間が経てば経つほど酸化が進んで落としにくくなってしまいます。
こぼしてしまった直後なら、汚れも落ちやすいのでできればすぐ、無理ならその日中には対応するようにしましょう。
あおば
自然が好きなナチュラルずぼら女子。
摂食障害の経験をもつ。
今は自分と向き合いつつ、サステナブルで心豊かに生活していくために実践できることも話しています。