ネタに占い要素のあるマンガ特集|まったりフォーチュン<コラム>

記事更新日: 2021/08/05

ライター: えりち

前回、前々回のコラムで占いの種類や、占いの3禁について書きましたが今回はちょっと閑話休題。

えりち

実は、占い的な要素を題材・小ネタにしたマンガが結構あるのだ〜〜!

 

占い関連にトータル300万ほど注ぎ込み、占い沼ったこともあるえりちですが、

実はマンガにもそれに負けないくらいお金を注ぎ込んでいるのです!(これは自慢になるのか?)

 

えりち

コロナ禍でおうち時間がまだまだ終わらない昨今。

占いはやるけどマンガをよく知らない人でも、マンガはよく読むけど占いのことはよくわからない人も、どちらも楽しめる作品を今回は紹介したいと思います!

この記事を書いた人
★ライター兼 現役占い師えりち
ライター業の傍ら、某所で鑑定をおこなう現役占い師。占いマニアでもある。マンガも大好きで占いと同じくらいお金を注ぎ込んでいるマンガマニアでもある。マンガ喫茶に住めるタイプ。

 

タロットの要素のある作品

ジョジョの奇妙な冒険 第3部

作者
荒木飛呂彦
タイトル
ジョジョの奇妙な冒険 PART3
価格
596円(Kindle版)
巻数
全10巻

えりち

名作と名高いジョジョ3部の、幽波紋(スタンドという能力がタロットカードをモチーフにしています。

【あらすじ】

主人公は空条承太郎、17歳。ある日、スタンドと呼ばれる不思議な力を持つようになる。100年前の承太郎の先祖、ジョナサン・ジョースターの因縁の相手である吸血鬼DIOの覚醒に伴いスタンドの能力が覚醒したのだった。承太郎の母・ホリィにもスタンドの能力が突如発現するが、操る能力がなく熱病に倒れてしまう。母を救うため、因縁の相手であるDIOを倒すため、承太郎たちは旅に出る。

 

えりち

承太郎のスタンドはタロットの「星」のカードをモチーフにした「スタープラチナ」!

承太郎の味方のキャラや敵キャラのスタンド使いも、全部タロットから名前が名付けられています。

他にも… 《 》はタロットのどのカードか)
  • ハーミットパープル《隠者》
  • マジシャンズレッド《魔術師》
  • ハイエロファントグリーン《法皇》
  • シルバーチャリオッツ《戦車》
  • ザ・フール 《愚者》
  • ダークブルームーン《月》  など!

えりち

名前以外にも、スタンドの特性もカードにちなんだ設定が施されていますよ。

劇画も相まって戦闘シーンの迫力も抜群!個性的なキャラクターとのロードムービー活劇は必見です!

荒木飛呂彦ワールドは本当にすごい!

とはいえ、3部だけをいきなり読むとわからないと思うので、読んだことのない人は1部からきちんと読むことをおすすめします(笑)

【その他こんなのも…】
  • 金田一少年の事件簿(14巻〜15巻:タロット館殺人事件)
  • お願いアルカナ
  • カードキャプターさくら(作中のクロウカードはタロットに似たものとして描かれている)

 

西洋占星術要素のある作品

十二宮でつかまえて

作者
安藤なつみ
タイトル
十二宮でつかまえて
価格
462円(Kindle版)
巻数
全4巻

えりち

いまから20年ほど前の作品。

20代〜アラサーの人は「なかよし」で連載されていたのをリアルタイムで読んでいた人もいるのでは?

【あらすじ】

中学生の星沢りりは、実家の占いの館SPICAで、行方不明になった母親の代わりに占い師をしている。表向きは中学生兼占いの館の主人であったが、実はもうひとつ「名探偵スピカ」としての顔があった!

先祖代々伝わるスターリングという指輪の能力を使い、被疑者や、事件の被害者の生年月日からその星座を守護する星霊(せいれい)を呼び出し、星霊の力と占いの結果をヒントに難事件を解決していく——

えりち

各12星座の星霊が可愛い!

基本的に1〜2話で完結で話が進んでいくので読みやすいですし、りりの幼馴染の及川広海(おいかわひろみ)との恋のゆくえも楽しみな漫画になっています。

ちなみに作者の安藤なつみ先生は、つい最近、横浜流星さん・浜辺美波さん主演でやっていたドラマ、「私たちはどうかしている」の作者でもあります。(マンガ原作のドラマです)

絵柄も今とは違いますし、「私たちはどうかしている」ファンの方も初期の安藤先生の作品をぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 

星の恋物語

原作者
石井ゆかり
タイトル
星の恋物語
価格
732円(Kindle版)
巻数
全1巻

こちらは有名な占星術師でもああり、「星読み」でおなじみの石井ゆかりさん原作のもの。

12人のマンガ家が各星座を題材にして描いた作品が載っています。

とはいえ、基本的に話はマンガ家の自由な発想で描かれたものばかりであり、石井ゆかりさんのコメントは各話の最後に載っているくらいですが、設定が星座にちなんだものばかりなので西洋占星術ファンも読んでいて楽しいかも。

えりち

「神風怪盗ジャンヌ」や「満月をさがして」でおなじみの種村有菜先生、「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ先生、そのほか谷川史子先生や志村貴子先生など、ベテランの漫画家さんたちが多数執筆しています。

 

風水要素のある作品

Dr.リンにきいてみて!

作者
あらいきよこ
タイトル
Dr.リンにきいてみて!
価格
462円(Kindle版)
巻数
全8巻

えりち

こちらは2000年前後の「ちゃお」の看板の1つだったマンガ!

小学生女子の風水ブームにも一役買った存在です。

風水にインターネット、当時の流行を反映していますね〜!

【あらすじ】

主人公の明鈴(めいりん)は幼馴染の飛鳥のことが大好きな中学2年生。両思いになろうと努力したり、一見すると中学生らしい一面もあるが、実は風水に関する天性の才能があり、インターネット上で評判の風水師「Dr.リン」の正体だった。

ある時明鈴は、自分が龍神を呼び出す能力があることに目覚め、のちに自分が「光の巫女」の生まれ変わりであることを知る。「四神」の生まれ変わりである仲間とともに、闇の王一派から世界を救うべく、明鈴たちは風水の力と秘められた龍の力で数々の難関をくぐりぬけていく——

四神(しじん)とは青龍朱雀白虎玄武のことです。

東西南北、それぞれの方角を司る霊獣のことで、中国では古代からとても大切にされてきました。

えりち

有名な漫画の1つである「ふしぎ遊戯」でも四神は絡んできますし、中国の占いや風水でも使われる概念でもあります。

京都の街の区画もこの「四神相応」の考えを取り入れて作られていることで有名ですね!

 

えりち

ちなみに明鈴の仲間たちは、安倍晴明の血をひいた陰陽師もいるし、タロットカードで攻撃をするタロットの使い手もいるし、星占いの得意な大阪弁の外国人もいます(笑)

設定も面白いですし、楽しく読める少女漫画ですのでぜひ読んでみてくださいね!

 

たまにはマンガでたのしく息抜き!

今回紹介した以外にも、占い師キャラがいたり、設定がスピリチュアル・占いっぽいアニメやマンガは結構あります。

えりち

占いのことがよくわからなくても、楽しく読めりゃ〜OKですよね!笑

 

現実世界を生きるのも、占いにハマりすぎるのもとっても疲れますから、皆さんもたまにはマンガでも読んで息抜きをしてくださいね!

 

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