新型コロナウィルスの影響により毎日着用しているマスク
きい
マスクを付けて外出することに慣れてきましたが、一方でこんな意見も聞かれるようになりました。
・初対面の人とのコミュニケーションが難しい
・相手の表情が分かりづらい
・口元が見えないので会話が聞き取りにくくなった
そんな中、今注目されているのが「透明マスク」です。
(引用:空気が通る透明マスク)
コミュニケーションがクリアになるだけでなく、通常のマスクと同じように飛沫防止の効果がありますが、まだ出回ってないので詳細は謎に包まれています。
きい
ここでは、透明マスクって何?や透明マスクを着用することのメリットやデメリットなど、透明マスクについて詳しく解説していきます。
このページの目次
透明マスクとは、その名の通り、顔全体が見える透明のマスクのこと。
顔全体が見える透明のマスクとして、マウスシールドも人気となっていましたが一方で、開放型のマスクため飛沫を完全に防げるのか?と指摘されることもあったそう。
そのため、通常のマスクの機能のままで透明にできるマスクはないかという声が上がってきています。
透明マスクの需要が高まっているときに、日経TRENDY2021ヒット予測ランキング27位に選出されたのが紫外線対策のグッズ製造・販売を行っている「株式会社サラ」
きい
そこで販売しているのが「空気が通る半透明マスク」です。
水(飛沫)は通さないけど、空気は通す(呼吸がしやすい)特殊素材を使用しており、有名企業での採用実績が増えていたり、多くのメディアに取り上げられるなど今注目されています。
きい
衛生用品の大手メーカーであるユニ・チャームも2021年のうちに透明マスクの発売を予定しているそうです。
数年後には透明のマスクが当たり前の時代になりそうですよね。
株式会社マンダムが実施した調査によると、マスク着用時のコミュニケーションの課題として、「相手の声が聞きとりにくい」が1番課題に感じており、次いで「相手の表情が読み取りづらい」、「こちらの感情が伝わりにくい」などの非言語コミュニケーションの課題も明らかとなっています。
(引用:PR Times)
きい
聴覚障害のある方は、相手の顔の表情や口の動きを見てコミュニケーションを取っているため、マスク越しだとそれを読み取ることができないと悩んでいるそうです。
透明マスクをすることで、相手の口の動きで表情を感じ取ることができ、「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「辛い」などの感情も読み取ることができるので、コミュニケーションがとてもクリアになります。
きい
表情が見えると相手とのコミュニケーションもしやすくなり、距離も近くなるような気がします。
表情や口の動きで患者様に的確な症状や治療方法を伝える医療機関関係者や、お客様に笑顔で料理を提供したり料理の説明をする飲食業、打ち合わせや商談などで会社の顔として重要な役割を果たしている営業職など、「表情が見えたほうが良い」とされる業種や業態の人に、透明マスクが向いています。
その他にも、表情が見えたほうが良いとされる業種や業態の人はこんなにたくさんいます。
(引用:「空気が通る半透明マスク」専用サイト)
きい
表情や口の動きが見えるだけで、相手も不安に感じたり警戒心なく接することができそうですよね。
生まれてから1歳くらいまでの時期の子どもは色々な人の顔やその動きなどを見て、表情を学んでいきます。
特に見ているのが、目・鼻・口の3点です。
3点が揃うと「これは顔だ」と認識するようになり、その後は徐々に笑ったり怒ったりなどの喜怒哀楽の表情を学んでいくそうです。
(引用:おはよう日本)
マスクで大人の顔が見えないことにより表情を学べなくなり、子どもが喜ぶこと、間違ったことを伝えても、その意図が読み取れないという危険性があります。
また食事の面でも、乳幼児は大人の口元を見ながら噛み方や飲み込み方を覚えており、マスクで口元が見えないことにより口の中に食べ物が残ったままの子どもも増えてきています。
透明マスクになることで、表情や口の動きを読み取ることができますし、食べ方も大人の口元を見ながら噛み方や飲み込み方を覚えていくことができるので、子どもの成長を感じることができます。
きい
毎日付けている通常のマスクを透明マスクにするのは最初は恥ずかしく感じそうです><
マスクで顔を隠す事に慣れてしまって、透明マスクをすることに少し抵抗を感じる人もいるかもしれません。
仕事の現場では抵抗なく着用できそうですが、プライベートでの着用は抵抗があると考えられます。
きい
少しずつ広まっていったら、透明マスクをすることがだんだん当たり前になってくるかもしれませんね。
美容外科の「東京イセアクリニック」が実施したアンケートによると、外出時の化粧について、4人に1人は「フルメイク(25.7%)」と回答するも、最も多かった回答は「目元のみ(40.0%)」で、2割(19.3%)は「ノーメイク」で外出することが分かったそうです。
(引用:PR Times)
きい
私も、毎日マスクを付け始めてからの外出時の化粧は目元のみしかやってません(笑)
コロナが流行する前からフルメイクで外出していた人は、いつもの日常に戻りメイクをする必要が出てきます。
透明マスクは、飛沫防止の役割も果たすし、人とのコミュニケーションもクリアになり、新たな感染症対策として必要不可欠のアイテムです。
「第一印象は笑顔(表情)で決まる」という言葉があるぐらい、コミュニケーションを取る上で相手の表情や口の動きはとても重要になっていきます。
マスクを外し、いつもの日常に戻れるその日まで、透明マスクを付けて相手との距離を縮めてみませんか?