DINKs(ディンクス)とは?選択をするメリットデメリットも

記事更新日: 2021/09/11

ライター: きい

DINKs(ディンクス)は80年代頃、流行語に選ばれるほど注目されていましたが、近年またその言葉が再注目されています。

 

 

きい

日本でも増加傾向にあるDINKs。

 

どういった意味の言葉なのか?

DINKsを選択するメリットやデメリットについて紹介していきます。

 

ライタープロフィール
きい
約5年間の婚活を経てようやく結婚。
今度は不妊に悩まされ、現在も不妊治療の日々。現在は体外受精に向け準備中。
お互い子供を希望しているが、今後の夫婦の在り方について模索中。

 

 
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DINKs(ディンクス)とは?

DINKs(ディンクス)は「Double Income(共働き)No Kids(子どもを持たない)」という言葉の略で、子供を作らない、持たないという選択をし生活をしていく共働きの夫婦のことです。

 

子供がいることが普通であるという目はまだ残っているけれど、女性もキャリアアップするようになってきたり、男性が家事を行なうなど時代は変わってきているので、多様性が重要視されてきています。

 

きい

独身時代の頃は結婚したら子供を生むのが普通だと思っていて、周りもそう感じている人が多かったので、この言葉を聞いて、私も今後のことを真剣に考えなければいけないなと思いました。

 

近年DINKsの夫婦は増えている?

DINKsの夫婦は徐々に増えてきており、1970年には10%程でしたが、2010年には20%程度まで比率を伸ばしており、現在は約30%がDINKs夫婦 だと言われています。

(引用:Rakutenお金の総合案内)

 

約30%の中には「子どもが欲しくてもできない夫婦」も含まれていますが、それを加味してもDINKsを選択する夫婦は増えてきています。

 

DINKsのメリット・デメリット

きい

DINKsを選択することのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

 

DINKsのメリット

①共働きのため自由に使えるお金が多い

自分たちのこと以外でお金を使うことがほとんどなく、共働きのため、1人で生活費を稼ぐよりもお金に余裕があります。

 

貯金もある程度は出来るので、将来設計の自由度も高くなります。

 

②自分の時間や夫婦の時間を作りやすい

子供がいる場合、どうしても子供中心の生活になりますが、DINKsの場合は自分の時間や夫婦の時間を作りやすくなります。

 

趣味の時間を継続することもできますし、夫婦でゆっくり旅行を楽しむというのもしやすくなります。

 

③夫婦のどちらともがキャリア形成しやすい

子供を作る場合、特に女性は産休や育休のために仕事を長期間休んだり退職する必要も出てきます。

また、子供が生まれてからも、子供が病気になった場合は仕事を休みにしたり、フルタイムで働くのが難しくなる場合もあります。

 

DINKsの場合は、フルタイムを継続することができたり、キャリアアップを目指しやすくなります。

 

DINKsのデメリット

①親に孫の顔を見せられない

夫婦になるということは、自分たちだけでなくお互いの家族とも付き合っていかなくてはいけません。

もしお互いの両親が「孫が見たい」と思っている場合は、親に孫の顔を見せられないまま生活をしていくことになります。

 

「お互いが納得しているなら」と受け入れてくれる両親がほとんどだと思いますが、内心は少し寂しくも感じているのではないかと考えます。

 

②子供がいる夫婦との会話についていけない

友達や職場などで近況報告などをし合うときに、子供がいる夫婦はやはり子供についての話が多くなります。

また、子供がいる人と複数人で話すと最近の子供の様子や、こんな時どうしてる?こんなことあるよね?などの会話になるので、その時は会話に付いていけなくなってしまいます。

 

③老後に対する不安

健康なうちは良いですが、夫婦どちらかや夫婦どちらともが介護が必要になったときに、介護をしてくれる相手がいません。

施設などに入れば良いですが、それまでの手続きなどの準備は自分たちでやらなければいけないので、大変になってきます。

 

どんな家庭でも将来への備えは必要ですが、DINKs夫婦は特に準備をしておく必要があります。

 

夫婦がお互い納得した選択を

近年は生活や価値観が多様化してきました。

DINKsも素晴らしい選択肢ですが、夫婦どちらともが納得していないと成り立ちません。

 

夫婦でしっかり話し合い、2人の将来について考えていくことが重要です。

 

きい

お互い仕事をしていると、忙しくて今後のことを話す時間がなかなか取れないですが、2人の今後のためにもどこかで時間を作って話し合うことが必要ですね。

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