きい
記事をご覧いただきありがとうございます。
ライターのきいです。
私は現在約2年間、妊活・不妊治療をしています。
まだ1度も赤ちゃんと出会えたことがありません。
きい
妊活・不妊治療をしていると普段の日常生活の中で色んな「辛いこと、悲しいこと」「嬉しいこと、幸せなこと」を経験するようになりました。
ここでは妊活・不妊治療を経験している中で感じた「あるある」を紹介していきたいと思います。
私と同じように悩んでいる方にも見てもらいたいですし、周りに不妊で悩んでいる友達や知り合いがいる方にもぜひ読んでいただきたいです。
きい
私が約2年間の妊活をしている中で感じた妊活あるあるをシチュエーション別に紹介します。
きい
これは妊活をしてる人なら誰もが経験してると思います。
妊娠は1ヶ月に1回のチャンス。
「今周期こそは!」と願いをこめますが、生理がくると「またダメだったか・・・」と、この世の終わり並にヘコみます。
基礎体温を付けている場合は生理予定日が近付くと、妊娠の場合は体温が高いまま日が過ぎていきますが、妊娠してない場合は生理予定日あたりでガクっと体温が下がります。
きい
この時点でも「あっ。下がった・・・。生理来るんだ」ってなって落ち込みます。
そして何日か経つとやっぱり生理が来るので、ここでもまた落ち込みます。
2度に渡って落ち込みのタイミングが訪れるんです。
きい
これを約2年間、毎月経験していますが、何度経験してもこれは慣れませんね><
自分たちよりも後に結婚した友達の妊娠報告は、おめでとうの気持ちもあるけど、「先を越された感」が強くて結構なダメージを受けます。
きい
私の友達の話なんですが、挙式日に安定期を迎えられるよう計画的に妊活をし、見事に一発で成功。
無事に安定期のときに結婚式をあげ、ゲストの前で妊娠報告をしていました。
もちろん、私より後に結婚してます^^;
きい
これは「ソワソワ期」に特によくしてしまう行動です。
ソワソワ期は排卵期から月経までの期間のことで、妊娠してるかな?してないかな?とソワソワすることから、このように呼ばれてます。
きい
不妊治療の末、妊娠した人のSNSやブログを見て、どんな症状が出て妊娠したのかなとか、体がだるかったり眠気があったりお腹が痛いような症状が少しでも出ると、「もしや妊娠の初期症状なのでは?!」と検索魔になるんですよね^^;
一喜一憂する機会が増えるので、落ち込むときはとことん落ち込み、感情のコントロールが難しいときもあります。
きい
妊活するようになってから、これはかなり気になるようになりました。
ショッピングモールに買い物に行ったり、どこか遠出をする際に家族連れやベビーカーを押したママさんによく遭遇します。
きい
子供の笑顔を見るととても癒されるしかわいいなぁと思う反面、「何で私は・・・」と思う時もあります。
そのときは外出先にも関わらず自然と涙が出てくるなんてことも。
マタニティーマークを付けている人を見ても落ち込みます。
きい
いいなぁ、早く私も付けたいなぁって思うし、悔しさとか虚しさとかそんな感情も押し寄せてくるんですよね。
とにかくうらやましい!し、何で私じゃないんだろうって複雑な気持ちになります。
きい
赤ちゃんを授かるために良いとされている温活は色々と実践しています。
私は基礎体温がとにかく低く、末端冷え性持ちだったので、体を温めることはひたすらやりました。
きい
そのおかげで35℃台だった基礎体温が36℃台まで上がりました!!!
温活グッズだけではなく、半身浴をしたり鍼灸院に通うなどもやってます。
妊娠する確率が高い日に限って仕事から帰ってくるのが遅かったり、仕事から帰ってきても「あぁ疲れた。」と疲れたアピールをされ、結局タイミングを失う・・・。
きい
これはほんとに辛い!
旦那さんが妊活に対して非協力的だと、「何で自分ばかり頑張ってるんだろう」って気持ちになりますよね。
きい
夫婦で協力しないと赤ちゃんも来てくれないのに、何で分かってくれないんでしょう(涙)
きい
私の旦那さんは結婚したての頃、「授かりものだから、いつかは必ず来てくれる」としばらく思っていたようです。
一方の私は年齢のこともあるので、早く授かりたいという気持ちが強く、結婚してすぐに温活を始めました。
ここですでに温度差が生じていたんですよね。
旦那さんは、いつか授かるだろうと思っていたので、妊活に対する優先度は低めでした。
お酒は毎日飲むし、ジャンキーな食べ物を気にせず食べたりしていました。
きい
子供を欲しいという気持ちは一緒だったのに、妊活に対する優先度が低かったのでショックでした。
妊活や不妊治療をしている家庭は、女性の方が病院に行く回数が断然多いので、自然と妊娠に関する知識が身についてきます。
男性は、自分で情報収集しない限り、知識が身につくことはないので、女性と男性との間に情報格差がどんどん広がっていってしまいます。
きい
私の旦那さんは、人工授精したらすぐに妊娠してるかどうかが分かると思っていたらしいです^^;
最近はネットで色々調べてくれてるから、行動が変わってきたなぁと感じています。
きい
正直、楽しい!と思えなくなってきています・・・。
独身の頃は、自然な流れで行為に至っていて、とても充実した時間を過ごせていたんですが、赤ちゃんのために!となると、業務というか・・・作業っぽくなるんですよね。
きい
旦那さんもきっとそう思ってるんだろうなって思うと、少し複雑な気持ちになります^^;
この神社に行った人が赤ちゃんを授かったや、「子宝」「子授け」 のご利益がある神社は結構調べがちです。
きい
私たちの場合は、何ヶ所もの子宝神社にお参りをしてきました。
お守りも、逆にご利益薄れちゃうんじゃないかってぐらい何個も持っています。(笑)
子宝神社に行った後は、そこの近くでランチを食べたりウィンドーショッピングをするのがお決まりのデートコースになっています。
きい
不妊治療と仕事との両立はほんとに大変です。
自分の排卵のタイミングによって通院するかどうかが分かるので、急遽「明日来て下さい」ということはしょっちゅうあります。
「この日は仕事もある程度ヒマだから通院できる」というわけにはいきません。
きい
通院の日に限って、もうすぐ帰れるってタイミングでめんどくさい仕事が入ったり、その日に仕事を片付けないと明日に響くということがあるので残業をしなければいけないなんてこともあるので、ほんとにしんどいです。
治療をしていると月に何度も病院に行かなければなりません。
仕事終わりだと病院も閉まってしまうので、有休や半休、早退などの制度を使って病院に行くんですが、職場の人に不妊治療をしていることを言えていない状況だと、周りから「なんでそんなに病院に行くの?」「どこか具合が悪いの?」と深堀りされてしまうことがあります。
きい
私も職場の人にかなり怪しまれたので、自分から治療していることを伝えました。
伝えることは最初勇気がいりましたが、伝えたことで変に色々聞かれなくなったので、今となっては言ってよかったなと思います。
職場の人に不妊治療してることを言ったら言ったで、またこれがめんどくさいことも・・・。
きい
私の職場の男上司の場合は、「旦那さんと毎月何回も大変だね。」と下ネタまがいのことを言われたことがあります。
そういう人に限って、自然妊娠で子供を授かってるんですよね。なかなかうまいこといかないものです。
職場内にはデリカシーのない人もいるので要注意です。
周りに相談できる人がいないのもまた辛いところ。
悩みを吐き出すところがない、仕事も忙しくて大変ってなるとパンクしてしまいます。
きい
私も最初は職場の人に不妊治療していることを相談できずにいました。
でもこのままでは自分が壊れてしまうと思い、勇気を出して上司に相談をしました。
そうしたら、病院がある日は時短勤務や在宅勤務などで調整していいよと言ってもらえたので、心がとても楽になりました。
きい
妊活と仕事の両立はほんとに大変です><
病院が閉まる時間が早かったりすると、仕事が終わったら定時のチャイムがなったと同時にダッシュして病院が閉まるギリギリに到着したり、排卵のタイミングなどがあるから仕事がヒマな日に病院に行くなんて都合の良いこともできないため、かなりしんどいです。
かと言って、仕事を辞めてしまうと経済的な負担はさらに大きくなるし不安な日々を過ごすことになるので、なかなか辞められないと
悪循環になります。
妊活のあるあるを紹介しました。
妊活は1人だけじゃなく、旦那さんの協力も必要だし、周りの理解も必要だなと感じます。
意外と周りに言ってみると「私も不妊で悩んでいた」「私の友達も同じように悩んでいる」という声を聞く機会が増えてきました。
周りに言いにくい、言えないときはSNSなども活用すると良いと思います。
とにかく吐き出す場所を作るのがおすすめです。
みなさんの元に1日でも早く赤ちゃんが訪れることを願っています^^
今度は不妊に悩まされ、現在も不妊治療の日々。
会社員兼ライターの仕事をしながらのクリニック通いは結構きつく、体調管理をしながらバタバタな毎日を送っている。