kinko
2021年3月発表の「移住したい当道府県ランキング」に大変動がありました!
【移住したい都道府県ランキングで静岡県が初の1位に】
新型コロナの影響が続く中、移住したい都道府県のランキングで静岡県が初めて1位になりました。このアンケート調査は、地方への移住を支援するNPO法人ふるさと回帰支援センターが毎年行っています。静岡県は2020年、窓口に相談に来た人の移住希望地として初めて全国1位となり、年代別にみてもすべての世代で1位でした。県によりますと、新型コロナの影響で首都圏に比較的近い静岡県への移住のニーズが高まったことが理由のひとつです。(3月5日付Yahoo! Japanニュースより引用)
kinko
ずっと1位だった長野県と3位の静岡県が入れ替わったんです!
これは新型コロナウイルスに伴う「テレワーク」が浸透したため、
以前のようにわざわざ首都圏に住む必要がなくなったためです。
どうして順位が変化したのでしょうか?
これにはテレワークする若い世代の考える快適な立地条件などが顕著に表れています。
では、どういった立地条件に対するニーズがあるのでしょうか?
この記事ではテレワーク移住者のトレンドニーズと住んでみないと分からない注意点を紹介します。
kinko
今回の順位変動から読み取れるテレワーク移住者のニーズとは?
今回の移住したい都道府県ランキングの変化から共通して読み取れることが2つあります。
静岡県も山梨県も「首都圏との利便性」重視で選ばれているようです。
そして静岡も山梨も共通しているのが、気候が首都圏と似ていること。
この2つがなぜ重要なのか、よくある失敗談を踏まえて紹介していきます。
どうして首都圏との隣接県で、どれくらい寒いのか、実体験を紹介します。
長野、山梨、静岡それぞれ東京までどれくらい時間を要するかご存じでしょうか。
下のイラストにまとめてみました。
長野県だけ車での所要時間が長いですが、それを除くとそこまで違いはありません。
kinko
でも実は交通の便が”寸断”されることがあるんです!
長野でよくあるのが大雪や台風による新幹線や高速道路の寸断。
東京から長野へ行くためには途中で群馬県や埼玉県を通過しなくてはならないので、
首都圏の隣県である山梨県や静岡県に比べて寸断のリスクが高くなります。
もしも通過する途中の都道府県で通行止めにでもなってしまうと、
急用であっても職場や営業先へ向かうこともできなくなってしまいます。
kinko
何かあっても迎える”距離”が心理的な安心でもあります!
一方で山梨県や静岡県は気候も穏やかな傾向があるため、
長野に比べると交通寸断のリスクは低くなっています。
こういった理由からこの2県が上位に選ばれているようです。
kinko
わたしも長野に住んでいた時、最低でも年に1回は雪や台風で東京行の足止めを経験しました
その際は復旧までに1週間程度を要してしまったため、結局は東京へ迎えず仕舞いでした。
そいった経験も踏まえて、テレワーク移住には隣県をおすすめします。
こちらは想像以上の寒さがあります。
特に長野県は海に面しておらず、山に囲まれているため、冬の寒さは想像以上です。
冬の時期、夜の外気温は当たり前のようにマイナスですし、
日中も最高気温が1桁代です。
また道路の路面凍結による車のスリップや、
水道管の凍結などのリスクもあります。
洗濯機のホースが凍ってしまって水が出ないことや、
路面凍結スリップの事故も冬は多発します。
kinko
特に雪が降るとスリップで徒歩ですらも一苦労です
一方で1位の静岡県は太平洋に面していて、年中で温暖な気候の街が多いです。
やま山梨も都心にはよりますが、首都圏に近い気候の場所が多くあります。
こういった気候の要素も重要な指標となっているようです。
kinko
できれば温暖な場所に移住したいですよね!
2021年3月発表の移住した都道府県ランキングでは順位に大きな変動がありました。
新型コロナウイルスの影響でテレワークが活発になったことで、
首都圏から移住する人が増えたことが原因と考えられます。
その人たちの傾向を見ていると、どういった環境が好まれているのかが分かります。
やはり首都圏の隣接県であり、気候があまり変わらない土地を好んでいることが分かります。
移住を考える際には特に数日間住んでみて「気候」や「アクセス」を体感してみることをおすすめします。
グレバリではお馴染み、ナイトブラマニアのサイト編集長。
好きな食べ物=パン。趣味=パン。生きがい=パン。
と脳内パンだらけでノー天気見えますが、実は重度の不眠症。眠れない日々を、なんとか好きなもので満たしています。
睡眠障害の辛さはなったことがなければわからない!
同じ悩みを抱える人に、少しでも気持ちが安らぐ情報をお届けしたいです。
東京にも長野にも自宅があるため、年間10回以上は長野に宿泊込みで通っている。
現在はテレワークをきっかけに静岡や長野の別荘について研究中。