【カラダが温まる!】温活と冷え取りのための正しいお風呂の入り方

記事更新日: 2021/02/08

ライター: Cot

プロフィール紹介
現役看護師 Cot
看護師歴5年。
自身も冷え性であったため、「温活」に興味を持つ。
将来的には患者さんに対してアドバイスできるように現在は猛勉強中。
情報をシンプルに。「学んだことは判断軸を持って取捨選択すること」をモットーにしている。
こんな人にはおすすめ
・お風呂で出来るおすすめ温活方法を知りたい人
・お風呂での温活では「カラダのどこを温める」のが効果的か知りたい人

いずみん

温活にはお風呂が良いと聞くけど、身体が温まる入浴のポイントってあるの?

Cot

湯舟につかって全身を温めるのがポイントかな!

いずみん

でも半身浴とか腰湯とか足湯とか色々あって、どれをやるか迷っちゃうなぁ

Cot

それって、「カラダのどこを温める」かを意識してる?

いずみん

えっ、どこだろう…

この記事では冷え取りと温活の入浴方法についてのポイントを解説します!

湯舟でカラダのどこを温める?

いずみん

冷え取りや温活の入浴って、カラダのどこを温めるの?

Cot

ポイントはカラダの深部」を温めることかな!

いずみん

カラダの深部?

ヒトの筋肉はかなり深い場所にあるので、お風呂だけで筋肉の温度を上げるのは大変なことです。

でもシャワーだけで済ませてしまうよりは、ずっと効果があります。

そのため、せめてカラダの深部を温めるために全身浴がおすすめです!

 

入浴の間違った認識してない?

いずみん

ちなみに熱いお湯や半身浴はどうなの?

Cot

実は誤解もあるので解説します!

 

実は熱いお湯は逆効果!?

いずみん

えっ、そうなの⁉なんで?

Cot

熱いお湯はカラダの表面温度だけしか温まらないからです

いきなり熱めのお湯に入ってしまうと、カラダの表面温度が一気に上がってしまいます。

このとき、温まった感じはするものの、実はカラダの深部体温が下がってしまいます。

 

半身浴はどうなの?

いずみん

ちなみに半身浴はどうなの?

Cot

半身浴はもちろん効果がありますが、結局は深部体温が上がりません

半身浴で下半身で温まった血液が全身をめぐるので、血流を促すには効果的です。

しかしカラダの深部温度を上げるのには、そこまで効果がありません。

なぜなら上半身から熱を逃がそうと汗をかくので、深部体温が上がりにくくなるからです。

 

入浴のおすすめの温度と時間

いずみん

ちなみにおすすめの温度や時間ってあるの?

Cot

一番のおすすめは39℃から41℃へ徐々に上げて計15分つかることです!!

そもそも入浴の習慣がないという人は、まず毎日40℃くらいの温度のお湯に10分弱つかる習慣が必要です。

10分が辛いなら、初めは3分や5分でも大丈夫です。

Cot

この時のポイントは二つです!

 

「温活」全身浴のポイント
腕までしっかりお湯にいれて、頭だけ出して入浴
あごまでしっかりつかるのがおすすめ

しっかりと肩から下がお湯につかって、カラダ全身を温めるのがポイントです!

もっとお風呂につかりたいなら…
長風呂がお好きな人は?
1時間くらいの長風呂が好きな人は、週に1回くらいのぬるま湯のお湯につかるのがおすすめです!

 

大事な注意点が1つ!

Cot

入浴するときに1つだけ注意点があります!

長風呂の時は特に常温のお水を持って、こまめな水分補給が必要 です。

なかでもおすすめなのが温泉水

温泉水にはミネラル分が多く含まれていて、美容効果カラダの健康効果をサポートしてくれるお水です。

人間の老化や病気の原因の一つとされている活性酸素を打ち消す物質が含まれています。

代謝がよくなっているバスタイム時には、相性が良い水 です。

 

冷え取りと温活の入浴方法

おすすめの「全身浴」

Cot

一番おすすめなのはやはり全身浴です!

あごまでゆっくりとお湯につかるのがおすすめです。

ゆっくりお湯につかることで、より効果的にカラダの深部を温めることができます。

シャワーだけの人は毎日入浴している人に比べて血液中のリンパ球の割合が少ない傾向にあるという研究結果もあります。

Cot

そして、より温活効果を上げるためには「入浴剤」がおすすめです!

入浴剤には2つのポイントがあります。

入浴剤のポイント
① カラダに香りによるリラックス効果がある
② カラダへお湯の熱伝導率を高める効果がある

 

のんびり「半身浴」

Cot

湯舟に長ーくつかりたい人には「半身浴」もあります

半身浴は下半身を温めて血流を促してくれて、読書なんかしながらゆっくりと湯舟につかれます。

半身浴の目安としては37~38℃のお湯で、お湯の高さは心臓より下です。

しかし上半身から熱を逃そうと汗をかくので、深部温度は上がりにくい です。

 

カラダをじんわり温める「腰湯」

Cot

半身浴と似た「腰湯」もあります!

腰湯も半身浴と似ていますが、よりカラダをじんわり温める効果 があります。

腰は全身の温度を感知するため、全身に温かい血流が広まる効果があります。

腰湯のお湯の目安は38~40℃のお湯で、お湯の高さはみぞおちくらいで、20~30分つかることです。

しかし半身浴と同様に深部温度は上がりにくいです。

 

短時間で足先を温める「足湯」

Cot

最も気軽にできるのが「足湯」です

最も簡単なのが足湯で、足先や足首を短時間で温めるのには最適 です。

ふくらはぎまで温める方が効果的なので、お風呂の湯舟で行うのがベストです。

足湯のお湯の目安は40~42℃のお湯で、お湯の高さはふくらはぎくらいで、15分つかることです。

しかしあくまでも温めるのは足先と足首のみです。

 

忘れがちなお風呂上り対策

いずみん

お風呂上りもカラダを冷やさないためにはどうしたらいいの?

Cot

3つのポイントを意識してみてください!

・あったか靴下
・部屋着はゆったりパジャマ
・お風呂上りの髪の毛はすぐ乾かす

いずみん

詳しく説明します!

あったか靴下

せっかく温まった熱を逃がさないためにも靴下は必須です。

靴下の中でも足を圧迫しない、「ゆったり靴下」がおすすめ。

足を圧迫するようだと、血流が悪くなり、体温がかえって下がってしまいます。

 

ゆったりパジャマ

お風呂上がりのパジャマについては、「ゆったりパジャマ」がおすすめです。

タイトなパジャマはカラダを圧迫するので、ゆったり靴下と同じく血流が悪くなり、体温が下がることになってしまいます。

 

濡れた髪の毛はすぐ乾かす

そして濡れて冷えた髪の毛が首の後ろに当たると、体温がどんどん下がってしまいます。

首の後ろはとても温度が皮膚から伝わりやすいので、冷えた髪の毛が当たることで、温度がどんどん奪われてしますからです。

 

さいごに

お風呂でお湯につかることは「温活」にも「冷え取り」にも効果のある手段です。

しかしカラダのどこを温めるのかを理解していないと、間違った温活を続けてしまいます。

ポイントはカラダの深部をゆっくりと温めて、お風呂上りも体温を持続させること。

そのためには「全身浴」や「半身浴」、「腰湯」、「足湯」を生活の中に取り入れてみたり、

お風呂上りの熱が冷めるのを防ぐアイテムもおすすめです。

 

この記事を書いたライター

Cot

救急科看護師をして5年目。

グレバリでは現職の看護師の知識を活かして、医療分野のアドバイザー役です!

趣味ではワインが大好きで、ワインの情報も発信してます♡

繊細さん(HSP)でもあるので、あなたの気持ちに寄り添いたい、この想いが届くと嬉しいです!

 

 

この記事に関連するラベル

ページトップへ