部屋の中に観葉植物が一つあるだけで、空間がパッと明るくなる気がしませんか?
あおば
グリーンを見ていると、なんだか気持ちまで明るくなってくる気がする!
植物は、光合成で空気をきれいにしてくれることはご存じかと思いますが、それ以外にも驚くべきパワーをたくさん持っているんです。
NASAをはじめ多くの機関で研究されている”植物”の秘めたパワーを活用して、心とカラダのリラックス!
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あおば
明日から観葉植物を置きたくなる”植物の知られざるパワー”を紹介します
植物が光合成によって酸素を多くはき出し、空気を浄化してくれているのは知られていますが、それ以外にも、植物は 人体にとって有害な物質も除去してくれることがNASAの研究で判明しています。
【シックハウス症候群の原因となる以下の有害物質を除去・吸収】
・ホルムアルデヒド
・トリクロロエチレン
・キシレン
・アセトン など
あおば
このような浄化作用がある植物のことは、”エコプラント”と呼ばれていて、1984年、NASAの宇宙環境向け生命維持装置の開発過程で発見されたそう。
山や森の空気がおいしく感じるのは、本当に空気がきれいだからなんですね
例えば、胡蝶蘭などがエコプラントとして呼ばれています。
「フィトンチッド」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
ロシア語で、「フィトン=植物」「チッド=他の生物を殺す能力を有する」という意味だそう。
植物は外敵から身を守るために、このフィトンチッドという香り成分をつくり出すのですが、近年の研究では成分の中に以下の効果があると言われているのです。
【フィトンチッドがもつ効果】
・消臭
・除菌、抗菌
・抗酸化
・リラックス
あおば
フィトンチッドは植物や樹木から放出されるため、リラックス効果を高めるためには”森林浴”が一番だといわれています。
ドイツではフィトンチッド効果を医療にも用いているそう!
★フィトンチッドについてもっと詳しく知りたい人はこちらへ!
フィトンチッドの効果を全身で感じたいなら森林浴が手っ取り早いですが、部屋の中にたくさん植物を置くことでも植物のパワーを感じることはできそう。
身近にグリーンがあることで気持ちも落ち着き、自然と集中力もUP。
空気も浄化されるから、いい気分で仕事や家事に取り組むことができます。
あおば
気持ちと頭がスッキリすれば、モチベーションも上がっていいことずくめ!ストレス軽減にもつながりますね
「目が疲れた時は緑色を見ると良い」と言われたこと、聞いたことはないでしょうか?
実際に、 緑色は疲れ目に効果的なんだそう!
視覚疲労緩和の効果はいろいろな研究結果が出ています。
参照:愛媛大学 農学部研究結果一例
あおば
黒板が「BLACKBOARD」というのに緑色なのは、目を疲れにくくするためらしいですよ!
仕事やプライベートで、パソコンやスマートフォンを長時間見ることは多いと思いますが、部屋の中に植物があれば疲れ目も癒してくれそうですね。
また、植物には蒸散作用があり、葉っぱから微細な水分を放出しています。
乾燥しがちな部屋も植物があることで少しだけ加湿されているんです。
瞳の乾燥防止として、ドライアイにも優しい、まさに天然の加湿器!
植物からは、副交感神経の働きを助けてくれる「マイナスイオン」も放出されています。
ドライヤーなどでもよく耳にするこの「マイナスイオン」ですが、以下のような作用があると言われます。
・血液の浄化
・細胞(新陳代謝)の活性
・自律神経の調整 など
現代社会には欠かせなくなったパソコンなど、多くの電化製品から「プラスイオン」が放たれていることで日常生活のイオンバランスがくずれ、肩こりや腰痛、疲労感などの「なんなく不調」につながっていると言われますが、植物が一つ部屋の中にあるだけでも、このバランスを整えてくれるそう。
あおば
水辺や森林に行かなくても、観葉植物がその代わりをしてくれるなんて…とっても助かる!
植物が、身近にあればあるほどその効果は大きそうですが、部屋に観葉植物一つあるだけでも心とカラダをリフレッシュさせてくれます。
家にいる間で一番長く過ごす場所や、職場のデスクに小さい植物を置いて、そのパワーを感じてみてはいかがでしょう?
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自然が好きなナチュラルずぼら女子。
摂食障害の経験をもつ。
今は自分と向き合いつつ、サステナブルで心豊かに生活していくために実践できることも話しています。