江戸時代に流行!なっちん占いをチェック!|まったりフォーチュン<コラム>

記事更新日: 2021/10/14

ライター: えりち

えりち

みなさん、なっちん占いってご存知ですか?

なっちん占い(納音占い)は、江戸時代に大流行した占いで、当時から的中率がすごいと話題になった占いです。

生年月日を使用して占うので、占いの位置付けとしては「命式」となるのですが、本人の持つ性格や資質がおもしろいくらい当たるんです!

えりち

盛り上がること間違いなし!

今日はそんななっちん占いを皆さんにご紹介します♪

この記事を書いた人
★ライター兼 現役占い師えりち
ライター&現役占い師。占いマニアでもある。占いの対面鑑定人数はのべ1500人以上。メール鑑定を含めると3000人。普段はタロットカードを愛用しているが、四柱推命などの命式の占いも使い、運気の流れを把握しながら暮らしている。
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なっちん占いの概要

江戸時代に大流行!

冒頭でも述べましたが、なっちん占いは江戸時代に流行しました。

しかしその歴史は古く、 平安時代にはすでに存在し、陰陽師の人々も使っていたとされています。

 

基本は「陰陽五行説」と「六十干支」

なっちん占いは、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)六十干支(ろくじっかんし)をもとにしており、生年月日の「干支(かんし)」からその人の人生の傾向とキャラクターを知るための占いです。

えりち

陰陽五行説は、宇宙の全てを 陰・陽の相反する性質に分けられるとする「陰陽説」と、 万物は木・火・土・金・水の5つの要素で構成されているとされる「五行説」の考えで説明する考え方です。

五行の関係性には、お互いに助け合ったり、力を打ち消しあったりする関係があります。

ポケモンのタイプの相性みたいなものだと思ってみてください。

一方、六十干支(ろくじっかんし)とは、十干(じっかん)と十二支(干支<かんし、ともいう>)を組み合わせたものです。

十干を上、十二支を下に配置していきます。

えりち

カレンダーとかでも、ひのえうま(丙午)、みずのえさる(壬申)、なんて言葉が書いてありますが、あれのことです。

10と12だと、順番に組み合わせていくと干支に2の余りが出てきますが、そのまま十干を配置し続けると、最大公倍数の60になります。

その60個を順番に年月日、時間にあてはめていくんですね。

えりち

土用の丑の日、安産には戌の日、丑の刻…といったように、昔から日本でも日付や時間には十二支を使っていますよね。

なっちん占いはこの六十干支の理論に加えて「音韻法」という音の理論を使って分類したため、音を納めると書いて「納音占い」と呼ばれています。

 

こんなに可愛い!なっちん占い

なっちん占いは、Amazonで可愛い著書が売られています。

著者
平賀隆生
タイトル
『なっちん占い』
価格
1,129円
評価
Amazonで調べる!

えりち

全キャラクターがネコで描かれていてすごく可愛いです。

本だと、性格や人生の傾向以外にも、相性を調べたり「仕事」「弱点」「攻略法」なんかも書いてありますので、友人や気になる人のことも占うことができます。

自分がどのキャラクターなのか、簡単にですが調べられる無料の公式サイトもありますので、自分のキャラクターが何なのか見てみてくださいね!

公式サイトで調べてみる!

 

占いは古の叡智が詰まっている!

どの占いもそうですが、占いは、大昔からの理論や叡智のつまった非常に学術的で楽しいものだと思います。

娯楽だと思って馬鹿にせず、楽しい気持ちで占いをやってみてくださいね!

新しい発見があって、わくわくした時間を過ごせることを祈っています♪

 

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