【2022年末年始は読書で癒されよう】心温まるおすすめ小説10選

記事更新日: 2021/09/25

ライター: みこ

いずみん

今年の年末年始は何しよう。

 

いずみん

去年よりは色々出来そうだけど、やっぱりちょっと不安かも…

 

 

今年の年末年始はウィズコロナとして、こんな傾向があります!

海外旅行長期の国内旅行は少ない
感染予防や周囲の目を気にして、数日だけ実家へ帰省する

 

いずみん

結局、ひとり時間の過ごし方に困る(泣)

 

今年の年末年始をひとりゆっくりと過ごしたい方のポイントは3つです。

自宅でまったりとくつろぐ
ちょっと贅沢を自宅で楽しむ
・日帰りの小旅行を楽しむ

 

いずみん

だから私は読書してみようと思ってる!

 

いずみん

でもどんな本がいいのかしら?

 

この記事では2021-2022の年末年始におすすめする小説7選をを紹介します。

また長期旅行の代名詞でもあるゴールデンウィーク(GW)期間中におすすめしたい小説10選も、関連記事で紹介しています。

GW直前におすすめ!

 

年末年始は読書がおすすめ!

 

「今年はドキドキしたり、嬉しかったり、感動したりした思い出はありますか?」

自宅で過ごす時間が長かったため、そういった思い出が記憶に残っていない方も多いのではないでしょうか。

そんな方には年末年始、読書をおすすめします!

ドキドキしたり、家族の温かさに感動する小説を10冊紹介します。

年末年始に心温まる本で、癒されてみてはいかがでしょうか?  

 

 

今年の年末年始におすすめする小説10選

  今回は3つのカテゴリーに分けて本を紹介します。

ちょっと旅したくなる本:読んだら舞台となった場所に行きたくなる本です!ストーリを知れば、何倍も楽しい観光になります!

わくわくどきどきが止まらない本:ストーリを読んでいるうちに、わくわくやどきどきできる本です!

ちょっと癒されたいときに読む本:ちょっと疲れ気味な時に、ヒトの温かみを感じられる本です!

 

 

ちょっと旅したくなる本

 

第1位 鎌倉にすぐ行きたくなる! 「ツバキ文具店」(著者:小川糸)

【あらすじ】

鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、手紙の代書を請け負う鳩子。今日も風変わりな依頼が舞い込みます。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙……。身近だからこそ伝えられない依頼者の心に寄り添ううち、仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。大切な人への想い、「ツバキ文具店」があなたに代わってお届けします。

(幻冬舎HPより引用)

 

【ライターからひとこと】

この物語には二つの魅力があります。
1. 有名観光スポット以外の場所で、本当の鎌倉の街並みや、住んでいる方々の温かみが分かります。
2. 最近、手紙を書いていますか?手紙を書くのって、相手のことを考える、素敵な時間だと思えます。
この物語を読むと、鎌倉の楽しみ方が変わります!

 

 

第2位 南国に行ってみたくなる! 「カフーを待ちわびて」(著者:原田マハ)

【あらすじ】

もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください――。 きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青(あきお)のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ――。 沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。 選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛された第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。

(宝島者文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

南国のとある神社にあった絵馬から物語が始まります。
少し不器用な主人公・明夫と、天真爛漫な女性・幸と、愛犬カフーが繰り広げる、ラブストーリー。
明夫が不器用だからこそ、やさしい気持ちで応援したくなります。
物語に登場する南国の星空は絶対に目で見たいと感じます!

 

 

第3位 短編で読みやすい! 「阪急電車」(著者:有川浩)

【あらすじ】

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車—人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

(宝島者文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

阪急列車に乗車している人々が各章で主人公となる、短編小説です。
キュンとする話もありながら、考えられる話もあり、とても面白い本です。
電車が進み、ひと駅、ひと駅と終点の宝塚駅が近づくに連れ、まだ到着しないで!とか、もっと車内に息づく物語を見ていたい!。そう強く感じる本です。
物語に登場する阪急列車や駅に実際に訪れたくなること間違いなしです!

 

 

第4位 旅の思い出って温かい 「旅屋 おかえり」(著者:原田マハ

【あらすじ】

売れないアラサータレント“おかえり"こと丘えりか。ひょんなきっかけで始めた「旅代理業」は依頼人や出会った人々を笑顔に変えていく。『楽園のカンヴァス』の著者が贈る感動の物語。

(集英社文庫本より引用)

 

 

【ライターからひとこと】

旅行代理という変わった仕事をスタートした主人公・おかえり。
旅の思い出は観光地だけではなくて、現地で関わった人々との出会い、何気ない瞬間。全てが旅の思い出なんだと思えます。
この物語を読むと、これから先の旅の楽しみ方が変わります!

 

 

わくわくどきどきが止まらない本

 

第1位 最初から最後までドキドキ 「三匹のおっさん」(著者:有川浩)

【あらすじ】

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか! 定年を迎えて一念発起した剣道の達人・キヨ、経営する居酒屋も息子に任せられるようになってきた柔道の達人・シゲ、遅くできた一人娘を溺愛する町工場経営者で機械をいじらせたら右に出るものナシの頭脳派・ノリ。かつての悪ガキ三人組が結成した自警団が、痴漢、詐欺、動物虐待などご町内にはびこる悪を成敗! その活躍はやがてキヨの息子夫婦や孫の祐希、ノリの愛娘・早苗らにも影響を与えてゆき……。痛快活劇小説です!

(文春文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

世間から邪見に扱われる”ジジイ”も3人集まれば人の役に立てる!
日常の生活に潜んでいる悪事を主人公3人組が痛快に解決してくれる、ハラハラドキドキな物語です。
この物語を通して、家族や友人と一緒にいることのありがたみも認識できます。

 

 

第2位 誘拐だけど面白い!? 「誘拐ラプソディ」(著者:萩原浩)

【あらすじ】

スリルとサスペンス、ユーモアとペーソス、エンターテインメント小説のすべての要素がてんこ盛りにかかわらず、胸やけするどころか胸がジーンとなること必至。本書を読まずして「誘拐ラプソディー」は語れない。今世紀最高のコミック・ノヴェル!

(双葉社文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

お金もなくて死んでしまおうと思っていた主人公は、最後に少年を誘拐して身代金を得ることにしました。
しかし、その少年の父親は絶対に関わってはいけない人であることに、主人公は逃走中に気付きます。
最後の最後までドキドキヒヤヒヤが止まらない物語です。

 

 

第3位 コーヒーでタイムスリップ! 「コーヒーが冷めないうちに」(著者:萩原浩)

【あらすじ】

お願いします、あの日に戻らせてください―。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

(サンマーク出版文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

人には誰でも過去や未来に行きたくなる瞬間があります。
「あの時こうしていれば!」とか「大切な人が将来、無事でいるか心配…」などの悩みは尽きません。
とある地下1階のコーヒー喫茶店では、コーヒーを飲んでいる時間だけ、タイムスリップができます。
登場する人物の物語に感動・共感・涙が止まりません!

 

 

ちょっと癒されたいときに読む本

 

 

第1位 幸せって実は近くにある! 「また、同じ夢を見ていた」(著者:住野よる)

【あらすじ】

250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。 その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。 友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、 アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。 彼女たちの“幸せ"は、どこにあるのか。 「やり直したい」ことがある、“今"がうまくいかない 全ての人たちに贈る物語。

(双葉文庫より引用)

 

【ライターからひとこと】

幸せって何だっけ?と考えてしまう時がありませんか?
この物語の少女が、色々な人物と接する中で、その人にとっての本当の幸せが何なのかに気付いていく物語です。
実はあなたの周りには幸せがたくさん溢れていることに気付けるはず!
とても読みやすい小説ですが、哲学的な一面もあって、非常に面白い本です。

 

 

第2位 生きるってたくましい! 「生きるぼくら」(著者:原田マハ)

【あらすじ】

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。 頼りだった母が突然いなくなった。 残されていたのは、年賀状の束。 その中に一枚だけ記憶にある名前があった。 「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」 マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、 予想を覆す状況が待っていた????。 人の温もりにふれ、米づくりから、 大きく人生が変わっていく。

(徳間文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

人が生きるってたくましい。そう思える一冊です。
ひきこもりとなった青年が、とある理由から、久しく会っていない祖母のいる長野県蓼科へ行くこととなりました。
親しい人もいない中、全てが手探りの生活。
それでも青年が立派に成長していく姿は本当に圧巻です。
同時に蓼科の雄大な自然にも憧れます。

 

 

第3位 涙ないでは絶対に読めない 「その時までサヨナラ」(著者:山田悠介)

【あらすじ】

別居中の妻子が、旅先で列車事故に遭遇した。仕事のことしか頭にない悟は、奇跡的に生還した息子を義理の両親に引き取らせようとする。ところが、亡き妻の親友という謎の女の登場で、事態は思いもかけない展開を見せ始めた。はたして彼女は何者なのか。そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは? ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリー!

(文芸社文庫本より引用)

 

【ライターからひとこと】

最初は著しく仕事が全てで人に全く思いやりのない主人公・悟の姿にイライラしてしまいます。
そんな中、妻子の事故をきっかけに物語は急展開します。
悟の自己中目線だったのが、徐々に息子・裕太や謎の女性と絡み合いながらミステリアスな展開をしていくところに引き込まれます。
最後のシーンには涙なしでは読めません!

 

 

さいごに

 

「今年はドキドキしたり、嬉しかったり、感動したりした思い出はありますか?」

今年はヒトと会える機会が少なくなってしまい、心が動く機会が少なかった方が多いのではないでしょうか。

年末年始に小説を読んで、ドキドキしたり、感動したり、次に旅行する場所を小説の世界を想像しながら決めてみるのはいかがでしょうか?

今回紹介した3つのジャンルの中で興味のあった本を読んでみてはいかがでしょうか?

それではステキな年末年始を♪

 

ちょっと旅したくなる本:読んだら舞台となった場所に行きたくなる本です!ストーリを知れば、何倍も楽しい観光になります!

わくわくどきどきが止まらない本:ストーリを読んでいるうちに、わくわくやどきどきできる本です!

ちょっと癒されたいときに読む本:ちょっと疲れ気味な時に、ヒトの温かみを感じられる本です!

 

この記事を書いたライター

みこ

グレバリではお馴染み、ナイトブラマニアのサイト編集長。

好きな食べ物=パン。趣味=パン。生きがい=パン。

と脳内パンだらけでノー天気見えますが、実は重度の不眠症。眠れない日々を、なんとか好きなもので満たしています。

睡眠障害の辛さはなったことがなければわからない!

同じ悩みを抱える人に、少しでも気持ちが安らぐ情報をお届けしたいです。

この記事に関連するラベル

ページトップへ