難しい内容の本や、読みながら頭をフル回転させるような本は、勉強にはなるけれど気持ちが休まらないことも。
普段はインテリアとして飾っておいて、ちょっと気が乗らない日にパラパラめくれるような
そんなおしゃれなビジュアルブックをお家に置いてみませんか?
リラックスして過ごしたい日だからこそ、感性で読める本を手に取ってみて!
あおば
私のおすすめビジュアル本をご紹介します!
「世界で一番美しい元素」からはじまった創元社が出版している 「世界で一番美しい」図鑑シリーズ。
世界で一番美しい「化学反応」「分子」「深宇宙」といった理系心をくすぐるものから、「フクロウ」「猫」「クラゲ」など癒しの代名詞まで、次から次へと手に取ってみたくなるキーワードがズラリ。
専門的な知識が詰まっていて詳しくなれるだけでなく、写真を眺めているだけもわくわくする「世界で一番美しい〇〇」たち。
あおば
私は、 ”世界で一番美しい「植物細胞」図鑑”を持っています。
チョイスがマニアック(笑)と自分でも思いましたが、繰り返し見るものだから、一番気になるものを選びました。
世界で一番美しい…シリーズだけでなく、美術館を巡っているような気持ちになれる 「図鑑」は、写真もキレイでおすすめです。
内容は専門的なことを書いているはずなのに、不思議と頭は疲れにくい不思議さもあります。
ビックサイズだからこそ、家で腰を据えて読みたいじっくりと読みたい!
愛犬と料理、ときどき黒猫がやってくる素敵な食卓。
料理研究家・桑原奈津子さんとその愛犬・キップルの、毎日の朝食風景を定点観測した写真集です。
「明日の朝食にはパンを食べたいなぁ」と思ページをめくっていると、巻末には朝食レシピとおいしいパン屋さんのリストがついているので、本を読み終えたその後は、思わずパンを買いに出かけたくなるかも。
あおば
動物目線の定点観測…といえば、Caramel PuddingさんのYouTubeチャンネルもおすすめです!
柴犬ぷんちゃんとその弟子が、テーブル越しにじっと見つめるおいしそうな料理の数々。
本や動画で癒されてちょっと元気になったら、その日の晩はいつもより少しだけ丁寧に料理をしたくなりますよ。
いつか愛犬を飼いたいと思っている人は必見。猫派の私も納得の内容です。
専門知識はないけれど、見ているのは楽しい建築。
歴史の深い寺社仏閣やラグジュアリーなバロック建築などのデザイン様式もいいですが、
普段の生活で馴染みがある分、現代建築の洗練されたシンプルさに、気持ちは一番落ち着くかもしれません。
(中はモノクロの写真)
日本の有名な現代建築家でいえば、安藤忠雄さん、黒川紀章さん、原広司さん…
例えば、国立代々木競技場、国立新美術館や京都駅に梅田スカイビルなど、一度はその場所を見たこと(場合によっては訪れたこと)があるのではないでしょうか。
日常、何気なく足を運んでいる場所も、実は「あの建築家が設計したもの」ということは多いですね。
(福岡なら、スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店は有名かと!)
そんな建築の世界から、私は鈴木了二さんの作品集をおすすめします。
主な建築作品には
・麻布EDGE(1987)
・佐木島プロジェクト(1996、日本建築学会賞)
・金刀比羅宮プロジェクト(2004、村野藤吾賞)
などがあります。
鈴木さんの作品集で私が持っているのは、こちら。
「物質試行47・金刀比羅宮プロジェクト」が完成するまでの2年半、A5ノート約4冊におよぶスケッチやメモなど、建築をまとめるための計画がそのままの状態で読むことができます。
あおば
建築家が何を考えているのか、 まるで頭の中を覗き見しているかのような気分になります!
建築家を勉強している人にとっては最高の専門書であり、そうでない人にとっても思考の流れや変化がビジュアルで見られるのがおもしろい!
設計書を頭の中に入れたら、実物を見に旅に出てみるのもいいかも。
”だれか”の頭のなかをもっと覗いてみる?
おすすめお出かけスポット「手帖類図書館」
「手帖類図書館」に寄贈された手帖の数々を、実際に読むことができます。
驚くような内容の手記に、笑ったり、涙が出たり…
あおば
手帖の持ち主を想像するだけでドキドキ!
心とカラダが「ちょっと疲れているな」と感じるときの読書には、活字でいっぱいの雑誌や小説、実用書よりも、キレイな写真がたくさん載った写真集や、ビジュアルそのものを楽しむ本や図鑑がおすすめです。
あおば
かわいいイラストの詩集、外国の料理がたくさん載った料理の本もいいですね
今度の週末は、見ていて心が満たされるとっておきの一冊を探しに、本屋さんや図書館に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。
自然が好きなナチュラルずぼら女子。
摂食障害の経験をもつ。
今は自分と向き合いつつ、サステナブルで心豊かに生活していくために実践できることも話しています。