眠るとは?どうして眠りが必要なの?|きっと睡眠を大切にしたくなる

記事更新日: 2020/08/05

ライター: みこ

毎日あたりまえのように繰り返している眠り。

ふと、

どうして眠ることが必要なんなんだろう?

と疑問が浮かんだことはありませんか?

 

寝ている間は、生きていくために必要な食事をすることも、人との関係を築くことも、子どもの面倒をみることもできません。

確かに、存在意義はよくわからない…。

みこ

眠らないで生きていけるのなら、そんな効率のよいことはありませんよね。

 

ですが…人間だけでなく、地球上の生き物ほとんどすべてが眠ります。植物も眠っているという研究結果もあげられているほどです。

 

植物もなの?!

ということは…

みこ

睡眠は生きるために絶対に必要なものなんです!

眠ることが私たちに必要不可欠な理由を知って、より睡眠を大切にしていきましょう。

 

眠りがあたえてくれる5つのこと

健康に大切なものは、大きく食事・運動・睡眠の3つです。

 

健康的な食生活も、適度な運動もとても大切です。ですが、最新の研究によって、健康のためにもっとも大切なのは、睡眠であるということがわかってきました。

 

えー!睡眠が1番大切だったの!!

みこ

そうなんです。

 

それでは、睡眠が全世界の人々に共通して与えてくれる5つのことを紹介していきましょう。

眠りがあたえてくれる5つのこと
① 身体と脳に休息を与える
② 記憶を整理して定着させる
③ ホルモンバランスを調整する
④ 免疫力を上げて病気を遠ざける
⑤ 脳の老廃物を取る

 

役割①身体と脳に休息を与える

みこ

これは、なんとなく想像がついた人も多いのではないでしょうか。

 

うんうん。睡眠のイメージって言ったら、これだよね〜。

人間の体では、意思とは無関係に自律神経が身体の機能を調整してくれています。

 

自律神経には『交感神経』と『副交感神経』があり、

日中は交感神経が優位に、睡眠中は副交感神経が優位になっています。

 

副交換神経が優位のときには、省エネモードに切り替え、身体と心を元気な状態に回復させる時間なんです。

みこ

単に怠けてるのではなく、身体にとって重要な時間なのです。

出典:自律神経を知ろう! - 北林医院分院

なので、睡眠時間が短くなったり、リラックスできずにいると、自律神経のバランスが乱れて、日中の身体にも影響が出てくるんです。

みこ

自律神経を整えるためにも、睡眠によってしっかり元気を回復することが大切!

 

役割②記憶を整理して定着させる

 

記憶を整理して定着?

みこ

そうなんです。

試験前に徹夜で勉強した経験のある人は多いかと思うんだけど…

 

あ…何度も経験あり…笑。

みこ

実は、よく寝たほうがテストの成績がいいなんていい研究結果もあるほどなの。

 

出典:エンパワースリープ・ジャパン株式会社

寝はじめの、深いノンレム睡眠の間に、起きていた際に海馬に保管されていた記憶は、脳のてっぺんの大脳新皮質に移動します。

そして、記憶が長期の保管場所に映されることで、脳にしっかりと定着させているんです。

 

忘れるためにも眠りは使われている

記憶を強化するだけではなく、いらない情報を忘れるということも、とても大切な役割のひとつです。

 

トラウマになるようなつらい体験など、忘れたほうがいいこともありますよね。

睡眠は私たちが思っているよりもずっと賢く、全ての情報を保存しているのではなく、むしろ覚えるべきことを選んでいるのです。

みこ

無意識でこんなことを行なっている睡眠ってすごいですよね〜。

 

役割③ホルモンバランスを調整する

 

ホルモンバランスを調節って、実際にはどんなことがあげられるの?

みこ

ふわっとしていて、わかりにくいですよね。

睡眠不足の状態になると、どんなことが起こるのか、いくつか取り上げてみます。



心疾患のリスクが高まる

コチゾールと呼ばれるストレスホルモンが増加。コチゾールが増加すると、血管が収縮し血圧が上昇し、心疾患のリスクが高まります。

食欲が増す

満腹感を知らせるホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲を増加させるグレリンの分泌が増える。その結果、食欲をコントロールできず、食べ過ぎてしまう。

筋肉量が減る、肌の潤いがなくなる

睡眠中に成長ホルモンは分泌されます。成長ホルモンが不足すると、筋肉量が減って運動能力が低下し疲れやすくなります。
また、発汗量が低下し、皮膚が乾燥しやすくなります。

 

役割④免疫力を上げて病気を遠ざける

免疫はホルモンと連動しているので、ホルモンバランスが崩れると、同時に免疫の働きもおかしくなってしまいます。

つまり、風邪をひく確率も高くなってしまいます。

 

えーそうなの?!

みこ

これは実験の結果に基づく話で、睡眠時間と感染率はきれいに比例していたんだって。

出典:ハウス食品株式会社

これは、身体に病原体が入ってきたり、何かの病気になると、免疫システムが寝ている間に病気と戦うためです。

 

インフルエンザの予防摂取が効かない?!

2002年、睡眠とインフルエンザワクチンについて、衝撃的な研究結果が発表されました。

 

7時間半睡眠のグループと4時間睡眠のグループがインフルエンザの予防接種を受け、その後の交代の出来具合を調べると…

なんと、4時間睡眠のグループはたっぷり寝ている人たちに比べて、50%の免疫反応しか示さなかったといいます!

 

ええー半分?!

みこ

それほどまでに睡眠は病気を遠ざけるのに大切な働きをしているということ!

 

役割⑤脳の老廃物を取る

 

脳に老廃物ってあるんだね〜。

みこ

そうなんです。

 

脳は、直接頭蓋骨に収まっているわけではありません。

出典:古代エジプト人「脳みそは鼻水を生み出す器官」

「脳脊髄液」につかっていて、転んで頭を打っても脳が頭蓋骨に当たって傷つかないように保護されています。

 

そして、この脳脊髄液は常に新鮮なものが必要で、およそ150ccほどが1日4回、500~600ccほどが入れ替わっています。

この入れ替わる際に、脳の老廃物も一緒に排出され、脳内の掃除が行われているんです。

みこ

脳にある下水システムのようなもの!

昼間にも掃除は行われているのですが、睡眠中が本番!昼間の10~20倍の老廃物が排出されています。

 

睡眠不足はアルツハイマー病の要因の1つに?!

老廃物の中には、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイドβ」などの毒素が含まれています。

マウスを使った実験で、ずっと寝かせずにいると、アミロイドβが蓄積することがわかりました。

 

もちろん睡眠さえ改善すれば、アルツハイマー病が発症しないというわけではありません。

あくまで、睡眠不足は数あるアルツハイマー病を引き起こす要因の1つにすぎませんが、睡眠不足が脳に与える影響の大きさは想像がつきますよね。

 

眠らないことの恐ろしさ

みこ

眠るということにどんな役割があるのか、理解できたのではないでしょうか?

 

睡眠は大切っていうけど、こんなに重要な役割があったんだね。

みこ

そうなんです!

なかなか、睡眠の重要さについて学ぶ機会はないのですが、私たちが考えている以上に睡眠中には身体の中でさまざまなことが起こっています。

 

以前はギネス記録に不眠記録が記載されていたこともありましたが、現在では眠らないことへの挑戦は危険を伴うものとして、該当項目が削除されているほど。

それほどもまでに、睡眠不足は恐ろしいものなのです。

 

みこ

健康のために最も大切な睡眠。

とても大切な役割があると意識して、睡眠と向き合ってみませんか?

 

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